局長通院メモ20071014
2007年 10月 14日
とある方々にFIPの話を聞いてもらったところ
腸内細菌やウィルスの検査はしたのか聞かれる。
その方もFIPウェットとドライ両方ののネコさんを見送ったとのことで
経験談を聞かせていただいたのだが、
FIPではっきりしている症例が下痢だけというのは聞いたことがないという。
しつこい下痢というと
・キャンピロバクター
・芽胞菌
・バクテリア
とのことで、早速家に帰って調べてみた。
これは腸内の常在菌の一部でもあるわけで、
ニンゲンでは食中毒の原因としても広く知られている。
ネコでの症例はあまりなくて、どちらかといえば
わんちゃんでの治療例を多く見つけた。
これを治す薬はテトラサイクリン系の抗生剤。
でもペニシリン系抗生剤は投与したことがある。
それは、局長はまったく効かなかった。
テトラサイクリン系とペニシリン系の抗生剤の
処方目的疾患には、かぶるものがある。
だったら、多少は改善の兆候があってもいいんじゃないか・・・
というのは、素人考えというものか。
検便はうちにお迎えする前にかかっていたR病院で
さんざんやっていて結局何も出なかった。
(正確には、光学顕微鏡で見た限り無かったということ。電子顕微鏡はその病院にはなかったので、トリコモナス等の原虫だと見つからなかった可能性大)
それは私も直接R病院の獣医師から聞いていた。
でもしつこいのもいるからねという話で
そういえば、今のC病院に移ってからは、尿検査ばかりで
検便はしてなかったなと思い、受けることにした。
今朝のうんちを持って行き、その方に聞いた菌が検出できるか聞く。
次席獣医さんが「できるものもあります」との回答。
あぁ、そうだよな、電子顕微鏡なんて
そうそうないんだよね・・・
ともあれ、何かみつかるかもとのことで検査結果を待つことにした。
そして診察。
体重は、3.6kg。もうちょっと増えてるかと思ったけど空振り;;
でも、あれだけ排泄してて体重減がなかったのでいいか。
次に、歯の様子。
右上の埋没した歯の横だと思ってたら、左下の臼歯だった(・・;)
きれいに抜けてたんで、穴の塞がりも早いかと思ってたんだけど
ぽっかりクレーターができていた。
まぁ、歯茎の盛り上がりを待つということで。
で、院長はやっぱり左上の歯石で覆われたの歯を抜くべく
ピンセットでチャレンジ(笑)
グラグラしてるから、うまく引っかかったら抜こうという程度。
食べるために噛む歯も少ないから
何が何でもということではないんだな。
まじまじと口腔内を見てきたけど、やっぱり歯が少ない。
食べるのは、最終的には丸呑みでいいんだろうけど
ヨダレが漏れちゃうんで、いつもいつも気になるらしい。それがかわいそうだなと思う。
そして、お腹の調子を報告。
検便はうんちの量が少なかったんで、次回大量に持って行き
改めて検査をすることになった。
それから、ステロイド・消化機能・肝機能改善薬を常用して
固形うんちが出ても、下痢、それも水様便が多いということは
肝臓以外の臓器機能の低下も懸念材料になってしまうとのこと。
一番考えられるのは、膵臓機能低下もしくはなんらかの疾患とのことだった。
とりあえず、まず検便をして
ステロイド以外の薬の見直しをするかどうか決めることにし
今回は、いつもどおりの5種類の薬をもらって帰宅。
私個人の感想としては、これだけの抗生剤を服用して
下痢がとまっていないので、寄生虫関連の可能性は低いと思う。
なぜなら、あれだけ強いものを服薬、
もしくは注射して結果が得られなかったし
これらの菌は長くて1週間程度で殺菌・抗ウィルス効果が出るものだからだ。
また、テトラサイクリン系やペニシリン系は
長期投与もできない。
そうなると、その他の菌が芽胞を作り、しつこく休眠しつつ生き延びている・・・のだったら、もう余程の精密検査しないと出ないんじゃないだろうか。
だって、芽胞菌の中には、一般検査で検出できないものもあるからだ。
院長は、5種類の処方薬のうち、変えたいものもあるようだけど
とりあえず固形うんちが出ていることで、現状維持が望ましいという。
確かになぁ。下痢だけだもんな。
とりあえず、固形うんちと下痢の両方を連日で採集できたら
その時点で検便だけしにいこう。
【局長体調メモ20071014】
昨日まで下痢で、今朝は少し固形化。
食欲旺盛、元気もあり。
っていうか、毎回通院して院長に言われるのは
診察室でさんざん「にゃーん。うぎゃーん」と大騒ぎする局長に
「それだけ文句いう元気があれば大丈夫だ」
それは、私も同感(笑)
腸内細菌やウィルスの検査はしたのか聞かれる。
その方もFIPウェットとドライ両方ののネコさんを見送ったとのことで
経験談を聞かせていただいたのだが、
FIPではっきりしている症例が下痢だけというのは聞いたことがないという。
しつこい下痢というと
・キャンピロバクター
・芽胞菌
・バクテリア
とのことで、早速家に帰って調べてみた。
これは腸内の常在菌の一部でもあるわけで、
ニンゲンでは食中毒の原因としても広く知られている。
ネコでの症例はあまりなくて、どちらかといえば
わんちゃんでの治療例を多く見つけた。
これを治す薬はテトラサイクリン系の抗生剤。
でもペニシリン系抗生剤は投与したことがある。
それは、局長はまったく効かなかった。
テトラサイクリン系とペニシリン系の抗生剤の
処方目的疾患には、かぶるものがある。
だったら、多少は改善の兆候があってもいいんじゃないか・・・
というのは、素人考えというものか。
検便はうちにお迎えする前にかかっていたR病院で
さんざんやっていて結局何も出なかった。
(正確には、光学顕微鏡で見た限り無かったということ。電子顕微鏡はその病院にはなかったので、トリコモナス等の原虫だと見つからなかった可能性大)
それは私も直接R病院の獣医師から聞いていた。
でもしつこいのもいるからねという話で
そういえば、今のC病院に移ってからは、尿検査ばかりで
検便はしてなかったなと思い、受けることにした。
今朝のうんちを持って行き、その方に聞いた菌が検出できるか聞く。
次席獣医さんが「できるものもあります」との回答。
あぁ、そうだよな、電子顕微鏡なんて
そうそうないんだよね・・・
ともあれ、何かみつかるかもとのことで検査結果を待つことにした。
そして診察。
体重は、3.6kg。もうちょっと増えてるかと思ったけど空振り;;
でも、あれだけ排泄してて体重減がなかったのでいいか。
次に、歯の様子。
右上の埋没した歯の横だと思ってたら、左下の臼歯だった(・・;)
きれいに抜けてたんで、穴の塞がりも早いかと思ってたんだけど
ぽっかりクレーターができていた。
まぁ、歯茎の盛り上がりを待つということで。
で、院長はやっぱり左上の歯石で覆われたの歯を抜くべく
ピンセットでチャレンジ(笑)
グラグラしてるから、うまく引っかかったら抜こうという程度。
食べるために噛む歯も少ないから
何が何でもということではないんだな。
まじまじと口腔内を見てきたけど、やっぱり歯が少ない。
食べるのは、最終的には丸呑みでいいんだろうけど
ヨダレが漏れちゃうんで、いつもいつも気になるらしい。それがかわいそうだなと思う。
そして、お腹の調子を報告。
検便はうんちの量が少なかったんで、次回大量に持って行き
改めて検査をすることになった。
それから、ステロイド・消化機能・肝機能改善薬を常用して
固形うんちが出ても、下痢、それも水様便が多いということは
肝臓以外の臓器機能の低下も懸念材料になってしまうとのこと。
一番考えられるのは、膵臓機能低下もしくはなんらかの疾患とのことだった。
とりあえず、まず検便をして
ステロイド以外の薬の見直しをするかどうか決めることにし
今回は、いつもどおりの5種類の薬をもらって帰宅。
私個人の感想としては、これだけの抗生剤を服用して
下痢がとまっていないので、寄生虫関連の可能性は低いと思う。
なぜなら、あれだけ強いものを服薬、
もしくは注射して結果が得られなかったし
これらの菌は長くて1週間程度で殺菌・抗ウィルス効果が出るものだからだ。
また、テトラサイクリン系やペニシリン系は
長期投与もできない。
そうなると、その他の菌が芽胞を作り、しつこく休眠しつつ生き延びている・・・のだったら、もう余程の精密検査しないと出ないんじゃないだろうか。
だって、芽胞菌の中には、一般検査で検出できないものもあるからだ。
院長は、5種類の処方薬のうち、変えたいものもあるようだけど
とりあえず固形うんちが出ていることで、現状維持が望ましいという。
確かになぁ。下痢だけだもんな。
とりあえず、固形うんちと下痢の両方を連日で採集できたら
その時点で検便だけしにいこう。
【局長体調メモ20071014】
昨日まで下痢で、今朝は少し固形化。
食欲旺盛、元気もあり。
っていうか、毎回通院して院長に言われるのは
診察室でさんざん「にゃーん。うぎゃーん」と大騒ぎする局長に
「それだけ文句いう元気があれば大丈夫だ」
それは、私も同感(笑)
by lyon-sion
| 2007-10-14 15:45
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