オメガ脂肪酸含有率
2008年 01月 20日
抗炎症効果があるというオメガ脂肪酸。
エリスロマイシンが投薬中止になったら、本当にこれに頼っていかなきゃならないかもしれない。
いまのところ、ヒルズの療養食とフラックスオイルから摂取してもらっているのだけど、その上で重要なのは、オメガ-3と6のバランスだという。
前にアイムスの販売元で「アイムスヘルシーグルメ」のオメガ脂肪酸比率は5:1だと聞けたのだけど、ヒルズはまだだったので聞いてみることにした。
ただ、たくさん種類もあるので、局長の食べている「k/d粗挽きフォーム入りチキン缶」に絞って聞くことにする。
ここで得られた情報は、
1)
100k/calあたりの乾物量(缶詰の内容物の水分を飛ばしてカラカラにした状態)でのオメガ-3脂肪酸含有率は0.72%
※ノーマルのk/dチキン缶は0.54%、k/dドライフードは0.22%
2)
オメガ-3に対して6の比率は、nの3乗に設定されている。
※ノーマル・ドライともに同じ比率
電話口の女性は、「大体オメガ-3は6の2~3倍」と言い、具体的な含有量がわからないとのことだったので、自分で計算することにした。
(要は企業秘密ということだ。仕方がない)
結果は画像のとおり。(クリックするとはっきりした表が見られます)
各項目は・・・
【乾物カロリー】
フード自体から水分を除いた乾燥した状態になったもののカロリー値。
この表の上段の100と下段の186という数字は、「100」が、ヒルズが分析した1缶当たりのカロリーから、100カロリー分を取り出して測定したということ。
下段は1缶まるごとでの乾物化したカロリー。
【グラム(水分含)】
乾物量カロリーに相当する「水分を含んだまま」の内容量。
【グラム(乾物)】
缶に記載されている保障分析値で水分の最高含有量は77%あり、それをもとに換算。
【オメガ(ω)-3脂肪酸含有量(%)】
ヒルズから聞いた「k/d粗挽きフォーム入りチキン缶」のオメガ-3脂肪酸含有量。
【オメガ(ω)-3脂肪酸含有量(g)】
グラム(乾物)からオメガ-3脂肪酸の含有率をかけたもの。
【オメガ(ω)-6脂肪酸含有量(%)】
「nの3乗」とのことだったので、「n」を任意の定数としたオメガ-3脂肪酸含有率(0.72%)を3乗した数値 → 0.37%
【オメガ(ω)-6脂肪酸含有量(g)】
グラム(乾物)からオメガ-6脂肪酸の含有率をかけたもの。
【オメガ(ω)-3と6の比率】
2:1
ネコに最適なオメガ-3と6の比率は、5:1~10:1と聞いていたので、ちょっと意外だった。
でも、ヒルズの療養食は脂肪酸含有量が重要なのではなくて
全体の栄養組成が、市販されているネコ缶やドライフードよりも高いことが重要なのだから、何の不思議もないのかも。
ちなみに、ヒルズの療養食の中で一番オメガ-3脂肪酸を含んでいるのはa/d缶で、乾物量100k/calあたり2.62%だそうだ。
その数値だけ聞くと、a/d缶ならもっと・・・などと余計な事を考えてしまうけれど、やっぱり「味」の問題もあり・・・
せっかくk/d缶ならある程度食べてくれているので、また別のフードを出して拒絶されないとも限らないので、当面はk/d缶を食べてもらおうと思う。
サプリメントとして食餌に添加しているフラックスオイルに、どれほどのオメガ-3脂肪酸が含まれているかはわからないのだけど、ニンゲン用の亜麻仁オイルを調べてみると、100gあたり60%程度なものが多いので、似たようなものだと思う。
なので、k/d缶にフラックスオイルを添加すると、理論上はオメガ-3脂肪酸が多く含まれることになるので、対比も理想とされるものに近付くのではなかろうか。
エリスロマイシンを止めたら、小腸の炎症は悪化するのだろうか。
それとも、オメガ脂肪酸の抗炎症効果だけで小康状態を保てるか。
経過をしっかり見ていかなきゃ。
【乾物量分析の値と製品記載の保証分析値について】
缶に記載されている栄養成分は「保証分析値」というもので、
k/d缶を例にとると「水分77%以下」と書かれています。
「以下」であればいいことになってしまうので、たとえば65%とするならば
表にした含有量は当然ながら変わってきます。
ヒルズから聞いたオメガ-3脂肪酸のパーセンテージは、あくまで乾物量の値で、いわば正確な成分分析値ということになるので、水分を抜いたフードの内容量も同じように測定した値で求めなければ正確な数値は出てきません・・・
が、そこはやっぱり企業秘密、ということで^^;
エリスロマイシンが投薬中止になったら、本当にこれに頼っていかなきゃならないかもしれない。
いまのところ、ヒルズの療養食とフラックスオイルから摂取してもらっているのだけど、その上で重要なのは、オメガ-3と6のバランスだという。
前にアイムスの販売元で「アイムスヘルシーグルメ」のオメガ脂肪酸比率は5:1だと聞けたのだけど、ヒルズはまだだったので聞いてみることにした。
ただ、たくさん種類もあるので、局長の食べている「k/d粗挽きフォーム入りチキン缶」に絞って聞くことにする。
ここで得られた情報は、
1)
100k/calあたりの乾物量(缶詰の内容物の水分を飛ばしてカラカラにした状態)でのオメガ-3脂肪酸含有率は0.72%
※ノーマルのk/dチキン缶は0.54%、k/dドライフードは0.22%
2)
オメガ-3に対して6の比率は、nの3乗に設定されている。
※ノーマル・ドライともに同じ比率
電話口の女性は、「大体オメガ-3は6の2~3倍」と言い、具体的な含有量がわからないとのことだったので、自分で計算することにした。
(要は企業秘密ということだ。仕方がない)
結果は画像のとおり。(クリックするとはっきりした表が見られます)
各項目は・・・
【乾物カロリー】
フード自体から水分を除いた乾燥した状態になったもののカロリー値。
この表の上段の100と下段の186という数字は、「100」が、ヒルズが分析した1缶当たりのカロリーから、100カロリー分を取り出して測定したということ。
下段は1缶まるごとでの乾物化したカロリー。
【グラム(水分含)】
乾物量カロリーに相当する「水分を含んだまま」の内容量。
【グラム(乾物)】
缶に記載されている保障分析値で水分の最高含有量は77%あり、それをもとに換算。
【オメガ(ω)-3脂肪酸含有量(%)】
ヒルズから聞いた「k/d粗挽きフォーム入りチキン缶」のオメガ-3脂肪酸含有量。
【オメガ(ω)-3脂肪酸含有量(g)】
グラム(乾物)からオメガ-3脂肪酸の含有率をかけたもの。
【オメガ(ω)-6脂肪酸含有量(%)】
「nの3乗」とのことだったので、「n」を任意の定数としたオメガ-3脂肪酸含有率(0.72%)を3乗した数値 → 0.37%
【オメガ(ω)-6脂肪酸含有量(g)】
グラム(乾物)からオメガ-6脂肪酸の含有率をかけたもの。
【オメガ(ω)-3と6の比率】
2:1
ネコに最適なオメガ-3と6の比率は、5:1~10:1と聞いていたので、ちょっと意外だった。
でも、ヒルズの療養食は脂肪酸含有量が重要なのではなくて
全体の栄養組成が、市販されているネコ缶やドライフードよりも高いことが重要なのだから、何の不思議もないのかも。
ちなみに、ヒルズの療養食の中で一番オメガ-3脂肪酸を含んでいるのはa/d缶で、乾物量100k/calあたり2.62%だそうだ。
その数値だけ聞くと、a/d缶ならもっと・・・などと余計な事を考えてしまうけれど、やっぱり「味」の問題もあり・・・
せっかくk/d缶ならある程度食べてくれているので、また別のフードを出して拒絶されないとも限らないので、当面はk/d缶を食べてもらおうと思う。
サプリメントとして食餌に添加しているフラックスオイルに、どれほどのオメガ-3脂肪酸が含まれているかはわからないのだけど、ニンゲン用の亜麻仁オイルを調べてみると、100gあたり60%程度なものが多いので、似たようなものだと思う。
なので、k/d缶にフラックスオイルを添加すると、理論上はオメガ-3脂肪酸が多く含まれることになるので、対比も理想とされるものに近付くのではなかろうか。
エリスロマイシンを止めたら、小腸の炎症は悪化するのだろうか。
それとも、オメガ脂肪酸の抗炎症効果だけで小康状態を保てるか。
経過をしっかり見ていかなきゃ。
【乾物量分析の値と製品記載の保証分析値について】
缶に記載されている栄養成分は「保証分析値」というもので、
k/d缶を例にとると「水分77%以下」と書かれています。
「以下」であればいいことになってしまうので、たとえば65%とするならば
表にした含有量は当然ながら変わってきます。
ヒルズから聞いたオメガ-3脂肪酸のパーセンテージは、あくまで乾物量の値で、いわば正確な成分分析値ということになるので、水分を抜いたフードの内容量も同じように測定した値で求めなければ正確な数値は出てきません・・・
が、そこはやっぱり企業秘密、ということで^^;
by lyon-sion
| 2008-01-20 03:40
| 食餌・健康食品