人気ブログランキング | 話題のタグを見る

元・野良ちゃんで肢を無くしたリオンとFIPでも元気に頑張ってる局長の日々。


by lyon-sion
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

花通院メモ20080823~発情期とワクチン

先週末が発情のピークだったのだろうか。
花の鳴き声が止まなかった。

獣医師に相談して、避妊手術の時期はともかく
早めにワクチンを打っておいて、準備だけはしようということになり
3種混合を注射してもらいに行く。

体重 : 3.65kg
体温 : 39.22℃

見るからに健康そうだということで、ぷすっと注されておしまい。

さて、では何を目安に時期を決めるかという話になったのだけど
まぁ、病気なしの健康体ではないので、いくつか懸念事項がある。

 ・乳腺が収束しないと開腹時に出血が多量になる恐れがある。
 ・麻酔による合併症発症の可能性。

まだまだ花のおっぱいは張っている。
胸部の方はぺったんこになってきたけど、腹部のあたりのおっぱいは
まだ目視ではっきりと膨らんで見える。

このことを踏まえたうえで、獣医師から聞かれた。
「どうします?」

この獣医師は、私にThinking Timeをいつもくれる。
もちろん、容態がやばい時にはちゃっちゃと処置してくれるが
幸いにも、一刻を争うようなケースはあんまりなかった。
ただ、今まで続いている診察で、そのひとつひとつが
病気持ち・多飼飼いの今後のケア方針につながっていく。

だから、私の判断もしくは希望を要求されることは、
それが私にとって、良いことにもなるし、また、知識が浅いせいで迷いが増幅することもある。


でも、心に引っ掛かりがあったのも事実で、素直にそれを言ってしまうことにした。
言うことは、ただ、私がのちのち後悔しないためのものでしかないだろうが。


花はもう外に出ることは無い。
うちには未去勢のオスはいないし、その当事者である局長が
花に反応するということもない。
花は、局長にぺったりくっついてみたりはするけれど、そこまでだ。
避妊手術をしないことでの、メスの器官に起こり得る疾患のリスクはあるけれど
それは未来の話であり、FIVを発症させないことを優先すべきかどうかだ。
後は、夜鳴きがすごいということが、最大の懸念であると思う。
だから、夜鳴きを我慢するかどうか、これが出来る・出来ないで判断が変わるような気がすると伝えた。


獣医師は、
オスがいなければ、妊娠の可能性はゼロだからそれはまず除外。
麻酔・開腹をすることによるFIVへの影響は、見込まなくてはならないと思う。
だから、必ずしも決行する必要はないかも知れない。
夜鳴きは2週間程度でいったん落ち着くが、がまんできませんか?と。

それに加えて、もし手術をするのなら、卵巣摘出のみで子宮は残すという。
卵巣・子宮の全摘出が絶対かと思っていたが、ネコは卵巣のみをきちんと切除すれば、発情することは絶対にないという。
子宮を残したことでの子宮蓄膿症などへのリスクも無い。
(犬の場合は少し発情・病気発症のリスクが少し残るそうだ)
また、卵巣だけの摘出であれば、花の体の負担も少ないので日帰りできるという。


こう説明されると、「じゃぁ、頑張っちゃおうかな(T▽T)」と思ったが
やっぱりリオンとのことがあると思い直した。

実は先週、花がリオンに襲い掛かり
運悪く、爪が鼻筋へぐっさり刺さったようで、傷が出来ていた。
・・・というのは、かさぶたが取れた後に判明したのが正確なところだ。
茶色っぽいものが、鼻についてるなぁとは思ったが
それはまた、トイレに行けなくなったリオンが誤ってつけたのだとばかり思って
お風呂に入れようかななどと考えていた。
それが、ネコベッドにかさぶたが落ちていたので、花にやられたのだと分かった。

それを獣医師に説明し、少しでも花が穏やかになるなら
やっぱり避妊手術をしてほしいと頼んだ。

さすがに獣医師も、それならやりましょうということで
とにかく乳腺が収まるのを待つことになった。

ただ、乳腺が収まっても、いまだに叶・慈・幸は花のおっぱいに吸いついているので、開腹後のお腹の縫合は、体に吸収される糸で中に縫い込みして、出ないおっぱいに吸いついてもOkとすることにした。

・・・と言っても、花が吸わせなくしちゃうかもだけど;;
by lyon-sion | 2008-08-24 19:53 | 花たち通院メモ(N病院)