元・野良ちゃんで肢を無くしたリオンとFIPでも元気に頑張ってる局長の日々。


by lyon-sion
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カテゴリ:局長通院メモ(過去)( 18 )

結果論

いつものC病院に検便の結果を私一人で聞きに行って来た。
おそらくもう・・・と思いながら、台風の中バスに乗った。

受付で、検便の結果と今後について聞きたいと告げ、順番を待った。

名前を呼ばれ診察室に入り、「それで・・・」と切り出されたので
検便の結果を聞く。

「消化酵素がうまく出ていない、だから下痢は治まらないんだろう。」


そうですか、では膵炎の可能性は?と聞こうとしたけれど
それで体調は、と話を進められたので、黙ることにした。

局長のことについては、先週の注射から下痢がひどくなったこと
悪臭(酸っぱい臭い)になったこと
だからステロイドを中止して、ほかの薬だけにしたら回復したことを伝えた。

院長の返答はひとつ。

「それでよくなったのなら、それで続けてみることだね。
どっちにしろ、また下痢はぶり返すだろうけど。」

そして、診察台越しに話していた場所から出て
私を退室させようとドアを開けた。

これでもう来なくていいんだな、と思いながら
私はもうひとつのことを聞いた。

「では、もう(再)検査はしないんですね?」

院長は即座に「ない」
しないです、ではなく、ないとひとこと。
それでドアは閉まった。


検査代はすでに前回支払済みだったので、
今回は料金はかからないはずと思いつつ
このまま来なくなることを考えると、後で何か言われても困るので
検査結果を聞いた正味2分の診療代の精算を待っていた。

すぐに名前を呼ばれ、「診察代はいい(要らない)そうです」と
ほかの獣医に言われる。
奥には院長の姿が見えていたけれど、決してこちらを向くことはなかった。

費用は要らないときちんと告げられたので帰宅する。
帰り道、急激に悪化したC病院との関係を振り返った。

おそらく院長は、治癒の見込みがないことと
私が「勝手に」ステロイドを中止し、一時的にでも回復したことが不服だったのではないか。
だから匙を投げたか。


開業医ともなれば、その中では「自分が法律」
誰一人、その姿勢が偏ろうとも、正すことなんてないのかもしれない。
常に立場は、獣医が上、患者が下だった。
旧態依然としているかのような主従関係の感は否めなかったけど
すでにC病院がセカンド・オピニオンだったこともあって
不安に思うことがあっても、自分の中で飲み込んできた。

専門知識がない以上、獣医師の診断に疑問すら持つことができない。
この半年、FIPに関するものなら何でも読んではみたものの
それは、その文献だけの知識であって、そこに登場する薬剤については、FIPの様々な合併症の一部への薬効しか記されてはいないのだから、それしかわからないままだ。
文献内容以外にも、様々な疾患への有効作用があるはずなのだけれど
そこまでフォローすることは私にはできなかった。
薬学の基礎も何もないし、化学を理解するアタマがない私のことなので、当然の話なのだけれど。

だから、情けない話ではあるが、ブツブツグチグチと原因不明の下痢について解釈を述べていた局長の前のかかりつけだったのR病院に比べ、断定的にFIP治療に入ったC病院には、当初、「やっとここまで進めた!」と喜んだ。
特にステロイド治療が始まるまでは、希望すら持っていた。
これで治るかもしれない、いや、治らなくても現状よりは上向くはずと信じることにしていた。

いつも診察が終わって帰宅すると、文献を読み返したり調べたりして検証した。
不思議と合致するものがなかった。
もしあったのだとしたら、逆にもっと不安な日々を送っていたと思う。
なぜなら、文献というものは、治療・治験したものに、必ず結果が記されているからだ。
そこにはほぼ全てに、「死亡・殺処分」の文字が並んでいる。

(*治験後の動物は解剖のため殺処分されます)

だから余計に、文献と違う診断・投薬処方が安心をもらっていたことになっていた気がする。
薬を増やすたびに、はじめの数週間は良い結果が出た。
そのあたりは局長の体も安定していたのだけど、効果が収束してしまうのも早かった。FIPであるならば、仕方ないことなのかもしれないが。

結局、安心していたのは私自身だけであって
局長はそうではなかったのだから、これは飼主である私の失態だ。
それだけは、局長に詫びたい。



C病院に行く前に、ほかの病院を探していた。
いずれは大学病院へ行くことになったとしても
ある程度の検査が済んだら、地元の動物病院へ転院するほうが負担は減らせる。
その受け皿になってくれる病院を探さなくてはいけない。

保険として2軒にこれまでの経緯を説明して、
私の望む治療を行ってもらえるのか電話で尋ねることにした。

1軒目は、野良ちゃんだったリオンの健康診断をしてくれた先生。
この先生はとにかく細部まで説明してくれるので、いずれ前に住んでいた町に戻るときが来たら、かかりつけにするつもりでいた。
でも、診察中だったので、リオンをいずれ健康診断に連れて行くと受付の方に伝え電話を切った。

そして2軒目。
いつもバスから眺めていた病院。
HPも持っていないので、半ば賭けのつもりで電話をしてみたところ
受付のAHT(Animal health technician)さんは、私の話を聞いて
対応できるとの回答をくれた。
ただ、最終判断は獣医師なので、とにかく現状を直接話すことにした。

C病院で検便の結果を聞き、そのあとN動物病院へ向かう。
台風だというのに患畜さんが多く、洗濯ネットに入れられた状態ではあったけれど、毛布で大事そうに包まれて診察に来ているネコさんの姿があった。

C病院では、ネコをただ抱っこしてくる人も少なくなかった。
犬も同様で、大きな犬はともかく小さな犬では、待合室でリードを放して談笑している飼い主の姿をたくさん見てきた。

そのたび、私と局長は受付に「外で待ってます」と告げ
呼ばれるまでの数十分、日陰で過ごしてきた。
(かわいい犬も多かったのも事実だけれど)

夏はまだ良かったけれど、真冬にそれでは困ると本当に感じていたので
ネットやキャリーへ入れて連れてくることを原則としている貼り紙を大きく掲示しているこの病院の姿勢は、とても感じ良く映った。

ほぼ似たような広さの待合室なのに、指導の仕方ひとつで
飼主はそれに準ずるものだという、見本のような気がした。

たったひとりの獣医師は、一通りの治療経過と投薬状況、
そして私の最大の望みである、「推測で治療をしないでほしい、検査結果という根拠のあるもので診断をしてほしい」ということに理解を示してくれた。

ただ、私がステロイドを中止したことには、こう言っていた。
「よくやめましたね、獣医は(投薬を継続している)薬はなかなかやめられないものなんですよ」

多少なりとも効果が表れている薬剤を止めた時の保証ができないということなのだろう。
その場合は、十分に説明を受け、話し合えばいいと思う。
効くはずだからと、明らかにぐったりしているネコに投薬するには危険が大きいのだから。
リスクも承知しているつもりはある。
獣医も口にした。
年齢不詳だけど老齢とみられるのなら、そう長くはないかもしれないと。
だから投薬状況を変えて、体調に変化をもたらすこともリスクにはなる。

でも、想像も本当はしたくはないけれど、10才かもしれない、15歳かもしれないとなれば、FIPより寿命が先に来ることだってあるかもしれない。
だったら尚更、薬だけで苦しませない方法も探ってほしいとお願いした。

後の患畜さんが詰まっているので、とにかく明日、本当にFIPなのかどうか、また膵炎が疑われるという診断状況には、幾ばくかの疑問が残るとした上で
現状把握に必要な検査を一通り行うことを約束し、診察室を出ることにした。
席を立つとき、「よく半年頑張ってきましたね」と
初めて獣医師から労いの言葉を受けた。

初対面の優しさに騙されてはいけない、獣医師と一緒になって治療し、そのやり方をしっかり勉強させてもらって一生懸命やってくれるのか知っていかなければいけない。
理解を示してくれると、つい信用しそうになってしまうというのは、C病院で経験したことだ。

そう思いながらも、一連の治療・闘病経過を話した後に
診察する側の人間から言われたことで
いままでやってきたことは、少なくとも間違いではなかったのかもしれないなと思えた。


FIPを治療・緩和する方法を模索・・・と、平気でブログでも書いてきたけれど
それは動物にとって苦痛を伴うことが多いことなのだと思った。
人間としては、状況を把握した上で、「良い方向に向かわせるための策」として行っているのだが、動物はそうは感じない。

これがリオンという若いネコさんであれば、やっていることは今よりも違ったと思う。
若いネコの免疫は、FIPVすら活性化するのだから、猶予がない。
即座に命にかかわるのだから、対症療法はもっと過酷にしてしまっていたかもしれない。
だけれど、老齢のネコである局長は、もし本当にFIPなのであれば
その進行が遅いと言える。
それとうまく付き合っていけるなんて、まったく思えなくなっているのだが
やっぱり、うまく付き合う道を探しなおそうと思う。

だから獣医師には伝えてある。

もう下痢の完治は目指さない。
下痢を起こしている状況には、もう体が慣れてしまっていると思う。
内臓に炎症があることは間違いないけれど
それを抑えたら、元気もなくなってしまう。
それならば、苦しくないやり方で、体調管理をし、なるべく元気で日常を過ごせるようにしてほしい。

お漏らししても、ベッドシーツも毎日手洗いしていく気持ちになった。
それだけでも、私にとっては収穫かもしれない。
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by lyon-sion | 2007-10-28 02:01 | 局長通院メモ(過去)

局長通院メモ20071021

目の診察をするために、臨時で病院へ。

院長はお休みだったので、次席獣医かと思いきや
そのまた下の獣医さんに診てもらうことになった。

初対面だったので、いろいろと説明しながら
現在の診療方針についても探りをいれる。

どうも院長だと、抱えてる患ネコさんが多いので
診察は必要最小限の会話になることも多い。
仕方ないと思いつつも、カルテから読み取れる範囲で聞いてみた。

聞いて・・・気づいたことがあった。
通院半年になる局長のカルテは枚数が多い。
そこから判断するに、やっぱり状況が好転してないので
その獣医さんからは、結構悲観的な言葉が漏れる。

「ここでダメなら、大学病院を紹介します」

それを初めて言われる。
私にとっては、提携大学の名前が分かったのは収穫だったので
よかったんだけど、まぁ、C病院でもそろそろ手に負えない・・・と
判断するだけの材料がそろい始めたということか。

だけど、動物病院だって商売なので
自分のとこでなんとかなる患ネコさんを放したりはしないだろうから
まだなんとかしようとしてくれているのは分かった。

いろんな意味で、院長不在の状況で、この獣医さんの診察は
私が別の行動を起こす準備を始めるきっかけになったと思う。



定期通院ではないし、触診できる院長もいないので
眼を重点的に診てもらう。
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角膜が白濁しているのは、白内障ではなく
眼球の左隅にできた傷だった。
眼尻に近いので、瞬膜が出っ張りぎみの局長の眼を見ても
見つけられなかった。

おそらくリオンがじゃれて、爪が目に当ったのかもしれない。
傷そのものは腐食を始めてしまっていたので
点眼だけでは効きが遅いので、抗生剤の皮下注射(*)をすることになった。

本当は、下痢の状況からプレドニゾロン(ステロイド)も打ちたいと言っていたけど、すでに抗生剤漬けの現状があるので、細菌感染症を防ぐ意味で、キノロン系の抗菌剤を打つに留まった。

体重は3.4~3.6kg。
診察台が体重計になってるのだけど乗り方で3.4になったり3.6になったりする。
行くたび、その200gで一喜一憂してしまうけど
3.4kgからデジタル表示が動かなかった時に比べれば、悪くはないということか。
(*)
・ビクタス(オルビフロキサシン:抗菌剤)
・トランサミン(トラネキサム酸:線溶亢進抑制剤)

【現在の投薬状況】
<投薬>
 ・エクセラーゼ(消化酵素配合剤)
 ・グルタチオン(強肝剤)
 ・トランコロン(過敏大腸抑制剤)
 ・アノレキシノン(消化器機能異常治療剤)
 ・プレドニン(副腎皮質ステロイド)
<点眼:右目のみ1種>
 ・エリコリ(エリスロマイシン・コリスチン複合点眼薬)
<点眼:左目のみ2種>
 ・タリフロン(ニューキノロン系抗菌剤オフロキサシン・細菌感染治療薬)
 ・タチオン(不溶性蛋白抑制剤グルタチオン・角膜治療薬)
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とりあえず、毎朝点眼する時に、右目と左目が違うのを
寝ぼけて間違わないようにする。

【局長体調メモ20071021】
トランサミンの皮下注射が、予想以上にしみたようで
診察台の上で暴れた。
支えていた私も噛まれる(・・;)
局長は帰宅しても、ヘコんだままだったので
ステロイド投薬は夜に変更した。
なので、今後の投薬順が今までと逆になる。

水様便も続いていて、注射のストレスからかさらに酷くなった。
ビクタスを打っているので、肛門の爛れは起きないけど
デロデロになってしまい、とりあえずおしり洗浄のために、下肢だけシャンプー。
お風呂で大暴れ、ついでに私の肩に乗ってお湯から逃れようとしたので
ジャンプした時に、私の肩に局長の爪が刺さり流血;;
お風呂を出て、ドライヤーで乾かされたら、もっとヘコんでしまったのだけど、相方がなだめてその場は収まる。

そういえば、局長はいつも私がお風呂に入ると
ドアの外で大騒ぎをする。
風呂嫌いの局長は、「風呂は危なくて怖くて大変な所」と思っているのだろう。
んで、そんなところに私が入っていくので、必死に止めてたんだろう(笑)
たぶん、今日また自分が風呂で酷い目(?)に遭ったので
今後もその思いはさらに強まるはす・・・・・(;・∀・)


今日追加された2種の点眼薬は、エリコリのように1日1回というわけにもいかず、深夜になってもう一度差したら、今度は押入れに引きこもってしまった;;
30分位そっとして、最近のお気に入り寝床である私のまくらに乗って就寝。
・・・まくらには、すでにうんちが点々と・・・
カバーの洗濯が間に合わないのと、もういいや的状況のため
まくらは局長に進呈。
たぶん、頭を乗せる部分のへこみにおしりがハマって寝やすいのかも。
とりあえず、まくらを新調しても同じなので、私はまくらナシ就寝に突入;;
そして、局長に刺された肩の傷口は、抗体が集まって戦闘中・・・痛い;;

まぁ・・・今日はいろいろあったけど
院長の言葉を拝借すると、やっぱり、
「これだけ文句言う元気があれば大丈夫だ」(笑)
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by lyon-sion | 2007-10-22 02:20 | 局長通院メモ(過去)

局長通院メモ20071014

とある方々にFIPの話を聞いてもらったところ
腸内細菌やウィルスの検査はしたのか聞かれる。
その方もFIPウェットとドライ両方ののネコさんを見送ったとのことで
経験談を聞かせていただいたのだが、
FIPではっきりしている症例が下痢だけというのは聞いたことがないという。
しつこい下痢というと
 ・キャンピロバクター
 ・芽胞菌
 ・バクテリア
とのことで、早速家に帰って調べてみた。

これは腸内の常在菌の一部でもあるわけで、
ニンゲンでは食中毒の原因としても広く知られている。
ネコでの症例はあまりなくて、どちらかといえば
わんちゃんでの治療例を多く見つけた。

これを治す薬はテトラサイクリン系の抗生剤。
でもペニシリン系抗生剤は投与したことがある。
それは、局長はまったく効かなかった。
テトラサイクリン系とペニシリン系の抗生剤の
処方目的疾患には、かぶるものがある。
だったら、多少は改善の兆候があってもいいんじゃないか・・・
というのは、素人考えというものか。


検便はうちにお迎えする前にかかっていたR病院で
さんざんやっていて結局何も出なかった。
(正確には、光学顕微鏡で見た限り無かったということ。電子顕微鏡はその病院にはなかったので、トリコモナス等の原虫だと見つからなかった可能性大)
それは私も直接R病院の獣医師から聞いていた。

でもしつこいのもいるからねという話で
そういえば、今のC病院に移ってからは、尿検査ばかりで
検便はしてなかったなと思い、受けることにした。

今朝のうんちを持って行き、その方に聞いた菌が検出できるか聞く。
次席獣医さんが「できるものもあります」との回答。

あぁ、そうだよな、電子顕微鏡なんて
そうそうないんだよね・・・

ともあれ、何かみつかるかもとのことで検査結果を待つことにした。



そして診察。
体重は、3.6kg。もうちょっと増えてるかと思ったけど空振り;;
でも、あれだけ排泄してて体重減がなかったのでいいか。

次に、歯の様子。
右上の埋没した歯の横だと思ってたら、左下の臼歯だった(・・;)

きれいに抜けてたんで、穴の塞がりも早いかと思ってたんだけど
ぽっかりクレーターができていた。
まぁ、歯茎の盛り上がりを待つということで。

で、院長はやっぱり左上の歯石で覆われたの歯を抜くべく
ピンセットでチャレンジ(笑)
グラグラしてるから、うまく引っかかったら抜こうという程度。
食べるために噛む歯も少ないから
何が何でもということではないんだな。

まじまじと口腔内を見てきたけど、やっぱり歯が少ない。
食べるのは、最終的には丸呑みでいいんだろうけど
ヨダレが漏れちゃうんで、いつもいつも気になるらしい。それがかわいそうだなと思う。

そして、お腹の調子を報告。
検便はうんちの量が少なかったんで、次回大量に持って行き
改めて検査をすることになった。
それから、ステロイド・消化機能・肝機能改善薬を常用して
固形うんちが出ても、下痢、それも水様便が多いということは
肝臓以外の臓器機能の低下も懸念材料になってしまうとのこと。
一番考えられるのは、膵臓機能低下もしくはなんらかの疾患とのことだった。

とりあえず、まず検便をして
ステロイド以外の薬の見直しをするかどうか決めることにし
今回は、いつもどおりの5種類の薬をもらって帰宅。

私個人の感想としては、これだけの抗生剤を服用して
下痢がとまっていないので、寄生虫関連の可能性は低いと思う。
なぜなら、あれだけ強いものを服薬、
もしくは注射して結果が得られなかったし
これらの菌は長くて1週間程度で殺菌・抗ウィルス効果が出るものだからだ。

また、テトラサイクリン系やペニシリン系は
長期投与もできない。

そうなると、その他の菌が芽胞を作り、しつこく休眠しつつ生き延びている・・・のだったら、もう余程の精密検査しないと出ないんじゃないだろうか。
だって、芽胞菌の中には、一般検査で検出できないものもあるからだ。

院長は、5種類の処方薬のうち、変えたいものもあるようだけど
とりあえず固形うんちが出ていることで、現状維持が望ましいという。
確かになぁ。下痢だけだもんな。

とりあえず、固形うんちと下痢の両方を連日で採集できたら
その時点で検便だけしにいこう。


【局長体調メモ20071014】
昨日まで下痢で、今朝は少し固形化。
食欲旺盛、元気もあり。
っていうか、毎回通院して院長に言われるのは
診察室でさんざん「にゃーん。うぎゃーん」と大騒ぎする局長に
「それだけ文句いう元気があれば大丈夫だ」
それは、私も同感(笑)
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by lyon-sion | 2007-10-14 15:45 | 局長通院メモ(過去)

局長通院メモ20070929

病院へ着いたら、待合室はあふれんばかりの人。
7~8坪の広さに、20人はいた。

20組待ち?なんて思ってたら、どうも一家総出で動物の診察に来ていた人が半数だったようだ。
それでも40分ほど待って、やっと診察に漕ぎつける。

今回は、
 ・体重が200g増加している
 ・目の中がきれい
 ・固形うんちと下痢が半々。
 (固形を出してそのあと水様便になってしまう)だけど、固形がちゃんと出ているならプレドニン(ステロイド)効いている。
 ・耳の中も汚れていないので、今回も洗浄ナシ。

ということで、薬の増量は必要なしになった。
食餌も、ウォルサムもアイムスもワイソングも全滅なので
銀のスプーンを少しあげていることを報告しておいた。


診察が終わって薬を待つ間、局長はいつものように
「早く帰ろ~」と大騒ぎをする。
いつもなら、待合室の中の反応は薄いのだけど
どうも今日はネコさんが好きな人が多かったようで
しきりに話しかけられる。

「かわいいわね~」

なんて言われ続けて、私も「そうですか~」なんて
愛想よくしていたんだけど
その後、一様に同じことを言われる。

「スコティッシュさん?」

あぁ、そこが「かわいい」ポイントなのかとやっと理解した。

なので「いえ、耳血腫の後で耳が縮んで・・・」と言うと
あぁ、なるほどねと会話は終了する。

いや、里親募集の写真を初めて見た時に、私だって
「スコさんですかっ?」
と、思ったけどさ(笑)
まぁ、パッと見のことなんで、そんなもんなのかな。


今日は冷え込んだことと、局長自身が病院へ行くまで爆睡してたので
トイレに行かないまま病院へ連れて行ってしまい
あげく待ち時間も長くて、帰りの車の中でうんちを・・・
キャリーの中のペットシーツにだけしてくれたのと
家に着く直前だったので、惨事は免れた(笑)

でも、局長なりにガマンできない分だけ出して
あとは溜めててくれたらしくて、帰宅してキャリーを開けたら即トイレ。
いや、ほんとお疲れさん;;


帰って来て、よっぽど疲れたようで
人間ベッドの上で横になっていた。
相方がそれを見て、ふとんを掛けたらすーっと寝てしまった。
写真は、その時の「おふとんネコ」さんの様子。
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【局長体調メモ20070929】
今日は1日ゆるゆる。明日に期待。
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by lyon-sion | 2007-09-30 00:14 | 局長通院メモ(過去)

局長通院メモ20070915

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結局下痢は治まらず。

小腸細胞に変性がある、という診断だけど
初めて確定診断(*)を院長は出した。

もうかれこれ下痢と闘い4ヶ月半がすぎようとしている。
だから、変性が確定されようとも、もう何の感情も湧かない。

自分で調べすぎたからかな。

プレドニゾロン(ステロイド)の皮下注射を3日間投与して、数日は効果を現したので
今回からは、プレドニン(ステロイド錠剤)を半かけ、毎日飲むことになった。

注射よりは効き目が弱い錠剤なので
飲んでぐったりすることも少ない。

一時的であれ、炎症が沈静化して体がラクになるのであれば
飲ませるしかないのだけれど
アノレキシノンでみたように、いずれ効かなくなるのは頭に入れておかなければいけない。ステロイド投与は治療ではない。免疫抑制しかできない。
そうなった時に、打てる手があるのかといえば、
もうわからないとしかいいようがない。

ステロイドというのは、いろいろな疾患に使われるのだけれど
局長の場合は、変性細胞の増殖を抑えることにある。

免疫抑制に限った効果は、
 ・細胞活動を抑え、それにともなった炎症を鎮める
ということにある。

だけど、これを得るために起こる副作用は、
 ・変性細胞そのものをピンポイントで抑えるわけではなく、細胞そのものの活動を抑える。
 ・これにより、免疫低下、体力低下が起こり二次感染症に罹患しやすくなる。

(そのメカニズムについては、また別途・・・)


ステロイドは、炎症・疾患に対して適度に使うなら、ほぼ問題はなく
特別怖がる必要のないものだ。
人間だって、かゆみ止めからガン、膠原病まで幅広く使われている。

だけど、変性細胞が消えてなくなるわけではない状況から
継続使用は避けられないので
副作用を頭に入れたケアが必要なのだと思う。



(*)確定診断
ここでいう確定診断とは、院長がそう最終判断を下したというものであって、バイオプシー(生体から病変細胞を採取すること)を行ったわけではありません。
ですから、院長の診察実績によりのみ導き出されたものです。

大きい病院へ行ってバイオプシーを行い、本当の確定診断を出してから
投薬治療を行うのが望ましくはありますが、現在、ステロイドで下痢が治まる日も多くあること、また、体力が回復している状態でないことを踏まえると、これ以上の通院ストレスはかけられないと思っています。

ただ、先日、院長が不在の時に、その病院の次席獣医と思しき方に診察をしてもらったところ、院長の診察とは少し違うニュアンスの診断をされました。
簡単に言ってしまうと、世の中で普通に行われている診断です。
それにより、世の文献にあるような診察・診断ではなく院長自身の診察実績が、局長の診断にも多分に表れていることを強く認識しました。
(当然と言えばそうなのですが^^;)

ですから、最新医学を受けさせることが最善であるのではないかと、心の片隅で思いながらも、触診メインの院長の診察に歯がゆいものを感じつつですが、賭けてみたいと思います。
局長の命を、そういう捉え方で見るのは、決していいこととも思えませんが、局長と私、双方の現状では一番の拠り所であるのは確かなので
しばらくはこの状態を続けていこうと思っています。

これからも、納得のいくことばかりではないことを承知しながらも
局長にとっての最善とはなにか模索していくのですが
今が、徒労で終わることのないよう、それだけを考えていこうと思います。
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by lyon-sion | 2007-09-23 10:48 | 局長通院メモ(過去)

局長通院メモ20070901

何かあったら連れて来て。

前回の通院の診察終了時にそういわれていたので
ステロイドの効果があることの期待半分、効きが緩いことへの不安半分で
新たな2週間が始まった。

相変わらずうんちはゆるゆるで、3日間連続投与後
2日経っても変化はなかった。

でも、元気だからいいか。

そう思うことにして、連日のうんち跡掃除に気合を入れた3日目に変化があった。

ゆるゆるでトロトロだったうんちが、かろうじて形を残したまま
排泄されるようになった。

とりあえず経過観察を続けて、もっと固形になったら
院長に連絡して、この先のステロイド投与の計画を立ててもらおうと思った。

だけど、そのかろうじて形のあるうんち以上の変化は見られなかったので
連絡は見送り、定期通院の日を待つことにした。

そして9/1の通院の日が来て病院へ行ってみたら
院長が急用か何かでお休みで、前に1度だけ診察してくれた獣医さんに診て貰う事になった。

この2週間の様子を伝え、悪くはなっていないということで
今回のステロイド投与は見送り。
肛門の爛れも治っているので、ビクタス(抗生剤)もなし。
そのままいつもの飲み薬を続ければいいということだった。

(といっても、いつもの薬は、もう一生のお付き合いなんだろうけど・・・)

体重も、涼しくなってきて食欲が回復して
おかわりをするほど食べてるのに、3.4kgで変化ナシ・・・
太りすぎはいけないことだけれど
局長の前に診察を受けていた、10kgはあろうかという巨大ネコさんを羨ましい気持ちで見てしまう。

それから、今回診察してくれた獣医さんは、
リオンへの感染を覚悟してください、と私に告げた人だったので
もう一度、局長の診察も含めて、懸念を聞いてみることにした。

局長の体調によくも悪くも劇的な変化がないということで
FIP発覚後3ヶ月を目処にして血清と一般血液検査をする予定が延びていた。

だけど、それを待っては、リオンの体調がわからない。

だからもし、局長の排出するFcovを
共有するトイレなり食餌なりで、日常的にリオンが摂取しているとすれば
リオンはすでにFcovのキャリアであって、いつかFIPを発症することになる。

もし、リオンの免疫で、それが常時排出出来ていれば問題ないのだけど
それを私達が知るには、やっぱり検査して予防措置をしなければいけない。


私達夫婦が近づいて、やっとリオンが逃げなくなったという程度でしか
接することができない。
病院へ連れて行くために捕まえてキャリーへ入れるのはかなり難しい。
前もって日にちを決め、いずれ検査をすることになった。
ただ、それは院長が必要だと判断した場合に連絡をくれるとのことだった。




定期通院を終えて、また2週間がんばるか、
そう思った昨日、途端にまたうんちがゆるくなった。
そして今日、また固形を出す。

R病院でのステロイド投与時は、翌日から下痢がぴたっと止まったのだけど
やっぱり数日で下痢に戻ったということだった。

この先どのくらいこれを繰り返すのか。
だから、次回の通院までの期間がひとつの目安になるかもしれない。

一旦は、ゆるゆるうんちが止まって、クッションやベッドへ
点々と漏れたうんちをくっつけて歩くのも少なくなっていたけれど
昨日は、やっぱりベッドが汚れていた。
様子を見つつ、お尻の爛れを再発しないようにしないといけない。

幸いなことに、局長はうんちをするときだけ
大声で私達を呼ぶ。
朝方に排泄することが多いのだけれど
もし気付いて起きられるようだったら、なるべくうんちをしてすぐ
今まで以上に拭いて、予防したい。



図らずも・・・ではないけれど
今回のステロイド投与後の様子は、改めてFIPVの強さを思い知った気がする。

あれほどの薬を、注射と経口投与してきたけれど、
一時的に回復したものの、その後は下降線を辿った。
結局、ステロイドという免疫抑制剤を打ったら改善した。
アノレキシノンを初めて飲んだときの比じゃないかもしれない。

でも、暗くなるようなことばかりではなくて
今後2週間で、また徐々に体調が落ちていくようなことがないとすれば
ステロイドも適度に投与して、FIPVを抑えていけるのかもしれない。

局長の免疫感受性が鈍いのだとすれば、効きは遅くとも
ステロイドが肝臓へ到達して薬物排出されてしまうのも遅くなるはずだ。
老齢ネコさんのFIP闘病は根競べ、なのかもしれない。

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涼しくなって、おふとんネコさん、復活です。
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by lyon-sion | 2007-09-03 01:37 | 局長通院メモ(過去)

局長通院メモ20070820

8/20もステロイド注射のために病院へ。

8/18-19とまったく同じ内容の注射を打って、診察はすぐに終了。

2日間の注射でなにかしらの効果があったか話したけれど
軟便は相変わらず。

これで即座に効果が見られたのなら
おそらく翌日も通院となったのだろうけど
お腹のハリが治まっただけで、肝心の下痢は治らなかった。

ニンゲンと同じように、処方された薬を3日間投与して
改善の兆しがないのなら、変えるしかないということなのだろう。

注射はこれで一旦終了、またいつもの処方薬を2週間のみ
次回の定期通院を待つことになった。

それから、「新しく与える食餌」のひとつとして
D-フラクションを投与したい旨を相談する。

「下痢が酷くならなければいいよ」との回答をもらい
診察室を出た。


【局体調メモ20060821】

変化ナシ。うんちはどちらかと言うと水っぽい。
でも、完全な水様便になったら病院へ行こうと思う。
ちょっとお出かけストレスがこわい。
食欲・元気はまぁまぁ。

【局体調メモ20060822-26】

うんちが柔らかいけど形があるものに変わってきた。
最後のほうはトロトロになってしまうが、それでも軟便よりははるかに良い。
固形である程度まとめて出ることで、排泄回数が減る。
それでも、なんとなく便意はいつもあるらしく
トイレに行っては戻ってくることも多い。
そのたびに付いて行って、お尻に3枚重ねのティッシュを差し入れるけど
それを嫌がってトイレから離れてしまう。

肛門の爛れも、お風呂に入れたことと、抗生剤の効果で治ってきた。
かろうじて形のあるうんちをして、お尻を拭いてやって安心してたのだけど
実際は拭いた後にも少し出てしまうらしく
肛門の周りにゴマ粒くらいの大きさでいくつかくっついていた。

それでも、流れてしまうほどは漏らす訳ではないので
毛にもつかなくなったので、炎症が酷くなることは今のところなくなっている。



ステロイドが効いた事は確かなのだけど
前回のR病院での投与よりも、効くスピードが落ちている。

もちろん、前回と合わせても
投与された量はたいしたものではないので
まさか耐性が出来ているわけではないだろうが
血液に入ったステロイドが、細胞膜の中に取り込まれて
標的であるFIPVに到達するのが遅いということか。

そして、FIPVと結合して薬剤効果が出るのだけど
このときに体内酵素の活性や受容体が弱ければ、
薬も効きづらいという事になる。

体内の薬物伝達に関する細胞は
遺伝子DNAで決まっていることで、生まれ持ったものだけれど
代謝をよくしてやれることだけは出来るので
毎日、ひたすらマッサージしている。

この調子で、がんばっていければいいな。
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by lyon-sion | 2007-08-26 22:30 | 局長通院メモ(過去)

局長通院メモ20070818-19

木曜頃から下痢が激しくなって、トイレにいく回数が増えた。
そのせいで肛門周りがでろでろになる。

いつもうんちをした後は、ニンゲンの赤ちゃん用「おしりナップ」で拭いていたのだけど
毛についてしまうとなかなか取れなかった。

そして、金曜の夜にマッサージをしていたら
お腹が妙に張っていることに気付いた。
ぱんぱんとまではいかないけれど、いつもの柔らかさはなかった。

【通院メモ20070818】

土曜日になって定期通院。
言いたくはなかったけれど、固形のうんちが出ていないことを伝えた。

体重も、3.8kgから3.4kgに落ちていて
お腹の動きがさらに悪くなっていた。
肛門も拭きが間に合っていないせいで爛れ、ハゲ始めていた。


とにかく下痢を止めるということで、ステロイドを打つことになった。
それから爛れを治すための薬も一緒に打つ。
打った皮下注射は2本。

・プスコパン(消化管運動亢進抑制剤)

・ビクタス(オルビフロキサシン:抗菌剤)/プレドニゾロン(副腎皮質ステロイド):*混合して注射

これを8/18(土曜)・8/19(日曜)と連続投与して様子を見ることになった。

とりあえずステロイドにプラスして、肛門周りの炎症を止めるために
抗生物質であるキノロン系のビクタスを混ぜて打った。

そして、お風呂に入れて清潔にすることで治していくことになった。
ただ、下痢が続けば、肛門の炎症は避けられないし
まさか毎日お尻洗いをするのも、局長にとっては苦痛以外の何者でもないから
何としても、軟便を形のあるものに変える必要がある。

ビクタスを打つことによって、嘔吐が酷くなることもあるけれど
通常でも胃液を吐いてはいるし、継続してアノレキシノンを飲んでなんとか抑えられている。


【通院メモ20070819】

今日も注射のために病院へ。
昨日よりはお腹の動きが回復してはいる。
でも、下痢は全く治まらないので、明日8/20(月曜)も、連続投与することになった。

私達夫婦は、共働きで帰宅は20:00前後になることが多いので
正直な所、普通に帰宅して、局長をキャリーに入れ病院に向かっても
閉院時間に間に合わない。

とりあえず明日は、会社から東京駅までタクシーに乗って
帰宅時間を短縮することにする。
(東京駅の隣の駅なのに、30分近くもかかる。地下通路が長いのよね・・・って、何線かバレるな(笑))

ただ、この先、自宅投薬ではなく注射がメインとなって
週のうち、複数回打つことになったらどうしようかと思う。
自宅で打つのか、通院するのか、
闘病とはいうものの、現状の生活ではどこまでサポートできるのか不安が残る。


【局長体調メモ】

下痢は相変わらず。
うんちをしたら、おしりナップを持って追いかけ拭く。
拭いた後には、かならず拭き残しがないか
おしりと拭いた不織布の双方を確認しているのだけど
それでも、局長がニンゲンベッド、ネコベッドなんかに座ると
うんちの跡がつく。
おしっこをして、トイレを出るときに漏れちゃうこともある。
トイレ周りをよくよく見れば、うんちの跡がたくさんある。

もう、自分の意志とは関係なく漏れちゃうようだ。
かといって、肛門には炎症があるからこれ以上は拭けないから
なるべくこすらないで
おしりナップを押し付けて、ちょっとだけグリグリして拭うようにしている。

預かりさんのところにいた時に、R病院に入院し
当時、そこの先生に「原因不明」と言わしめた下痢に対して
ステロイドを1本打ったら、劇的に止まったと聞いている。

現状でのステロイドは、ビクタスを混ぜているので
R病院で打った量の半分だ。

でも、局長は下痢以外は目立った症状も出ていないし
今の量は様子見といったところなんだろう。

とりあえず明日また打って、もし止まったとしても
やめたらまた酷くなることも考えていかなきゃいけない。

元気はあるのだから、おしめは選択肢にはない。
局長の意思でトイレに行くことを止めることはできない。

だけど、日中不在にしているので
都度、おしりを拭いてあげられないから、爛れも続くことになる。
そして、ニンゲンの都合で申し訳ないが、
毎日部屋のあちこちについたうんちの跡を見つけて拭き歩くのは
体力的にも厳しいものがある。

私は、排泄管理のできない動物であるカメさんも育てていて
おしめをつける前は、それこそ毎日床一面に踏んでこすられ広がったうんちを
拭き掃除していたけど
それはカメさん専用の部屋があるからこそ出来たことだと思う。
汚されたのは6畳だけ・・・となれば
そこだけ拭けばいいけれど、ネコさんはどの部屋にも入っていいのでそうも言っていられない。
どこまで出来るか分らないけど、
自分の体力と上手く折り合いをつけて、一緒にがんばっていこうと思う。
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by lyon-sion | 2007-08-20 01:14 | 局長通院メモ(過去)

局長通院メモ20070805

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先々週の土曜日は定期通院日。
いつものように局長をカートに乗せ病院へ。


前回の通院から、水様便が1回あったこと
うんちの形がありそうなんだけど、ゆるゆるが多いことを報告。
ごはんは、アニモンダもワイソングもだめ、当然PHコントロールパウチもだめなんで
アイムスのネコ缶にメチオニン・タブを突っ込んで食べさせていると付け加える。
まぁ、食欲はそこそこなんで・・・と。



最近の診察は、お腹の触診がメイン。
胃腸の動きを改善するべく、肝臓や消化器官用の薬を飲んでいる。

難しい顔をしながら、院長の下した診断は、
 ・薬が思うように効かなくなっている。胃腸の動きが亢進している。
 ・これ以上薬の種類は増やせない。
 ・この先、下痢の治まる様子が見られないなら・・・・・


なら?


「注射の治療を始めるしかないね」


さすがに言葉が出なかった。

注射。
もうアンピシリンを打つわけじゃない。

インターフェロン・ステロイド・トロンボキサン合成阻害薬(塩酸オザグレル)

おそらくこの3つの薬剤を2組に分けて使うということだ。


私は、局長のFIP罹患が判った日から
自分に出来る方法で、FIPのことを調べてきた。

ネットの情報はおそらく全て読んだ。
数週間で読めてしまった。
それしかなかった。

でも、パソコンの前に座って得られる情報は
決して未来はくれなかった。

「未来」をもらうにはどうしたらいいのだろう。

だって、目の前にいる局長は元気だよ。

元気で過ごしている子に、なぜ未来をもらえないのだろう。

私が意地になったところで、どうしようもないのは重々理解しているけれど
やっぱり「何かお腹を良くする方法があるからね」と、笑って声をかけてやりたい。

そして、その言葉に嘘はつきたくないだけのことだと思う。

誰だって、かわいいネコさんに嘘はつきたくないはずだ。
でも、つかざる得ない日が来るのを1日だって遅らせたいんだ。

文献も片っ端から取り寄せ読んでいる。
でも、発表された年度を見ては落胆する。

とにかく古い。
1990年代ものが半数以上を占めていた。

2000年に入ってからだって、FIPに罹患したネコさんはたくさんいるだろうし
寛解した子だっている。

それなのになぜその情報が流れないのか。

動物医学の研究分野からだけ発表され
臨床である動物病院からの発表がほとんどない。

ということは、何の治療をもって、寛解したのかがはっきりしないのだろう。

ある日突然、抗体価が下がった、症状も改善した、よかった、それで終わってしまうのかもしれない。

いや、それは喜ぶべきことだと思う。
だけど、何らかの改善傾向もなかったのだろうかと、
もしあったのなら、一筋の光の糸を、
どんなに細いものでもかまわないから風に流してはもらえないだろうかと思ってしまう。



きっと西洋医学で限界が見えているのであれば
東洋医学で打開する道もあると思う人もいると思う。

だけど、事情があって、漢方にはトライするつもりがない。

もちろん、私の気持ちひとつの問題ではなくて
これ以上の食餌や薬剤の変更で
今以上に悪化する可能性があるから、触らないだけだ。

本当はD-フラクション(マイタケ抽出エキス:ベータグルカン)だけは飲ませたいと思っている。
哺乳類ではないけれど、うちのカメさんで劇的に免疫が上がったのを
自分の目で見たからだ。
ワンちゃんやネコさんでも、効果があるようだし
何より食品でしかないのがいいところだと思う。
でも、局長の腸内は荒れているし、鞭毛だって弱っているのだろう。
それに対して、過度な刺激となるかもしれないベータ・グルカンを接触させるのが
いいのかどうかがわからない。
(ベータ・グルカンの刺激については別途書きます)

今、毎日うんちの状態をチェック表を作って記入している。
固形だったうんちが、もう軟便しか出なくなっているので
軟便でも、形のあるものか、ゆるいだけか、トロトロか、水様便なのかチェックしている。

かろうじて、形を形成してくれる日があったら
それはどんな様子で、周期で、天候や
同じ食材を食べていても食餌の作り方で変わるのかも調べている。
何でもいいから、悪くなる傾向はどんなものなのか見つけて、体をラクにしてやりたい。




FIPそのものは、免疫の感受性如何で発病が決まるらしい。

それが強ければ、発病し悪化も早いが
鈍ければ、進行はゆっくりしたものになる。

だから、治療を続行しながらも
その免疫の感受性が、老齢であるがゆえに鈍いことを祈るしか
今は術がない。
刺激を過度にせず、免疫を上げられれば、症状の亢進を抑えることは出来るかもしれない。



今、局長の下痢は、うちにお迎えしたときの状況に戻りつつあるのだけど
どこが悪くなって、そうなってしまっているのかはまだわからない。

これがゼロからのスタートなのか、
少なくとも「1」くらいの状況でそこからまた一歩を踏み出すのか分らないけれど
まだ後ろは振り返っちゃいけないから
この先、局長と私が転んだとしても、前に転べるよう、前傾姿勢で進みたいと思っている。
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by lyon-sion | 2007-08-14 00:35 | 局長通院メモ(過去)
土曜日に定期通院のはずだったんだけど
局長が比較的元気なこと、用事があったこと、薬がまだ2日分の余裕があったことで
日曜の午前中に変更することにした。

病院は年中無休だけど、日曜だけは午前中で診察が終了。
だから、寝坊せずに行かなきゃ・・・

なんて思ってたけど、やっぱり寝坊。
12時で診察が終わっちゃうのに、起きたら11時だったΣ(・ε・;)

やべぇっ!局長、病院行くぞっ!

と寝起きで声を張り上げたものの
ふと足元を見たら、局長も布団の上で伸びきって爆睡していた(笑)

急いでペットカートをセッティングし
寝ぼけてる局長を突っ込んで出発。


受付でいつものように、前日採取したしっこを渡す。
この瞬間、ちとドキドキする。
Phが上がってアルカリに傾いてたらどうしよう・・・と不安になる。

でも今回は余裕があった。
採取したときに、Phチェックをしておいたからだ。
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写真のPhチェッカーは、市販のものでかなり大雑把だけどこれで十分。
「酸性」であればいいのだから(笑)

チェッカーは赤かった。酸性を示している。
っていうか、無理やりPh5.8と思うことにする(笑)
極度のアルカリ性の状態というものを、ネコさんでは見たことが無いけれど
Ph7.0の微妙なラインを示していなければ、もうOKだと思うことにしている。

そして診察では、
 ・しっこの状態も問題なし
 ・最近うんちがゆるめだけれど、以前のような腸の動きが悪い状態は改善されている。
 ・目の状態もいい
 ・内耳の汚れもほとんど無い
との診断を受けることができた。
薬も、今の状態をキープするということで、今の4種類を継続とのことだった。

それから、ウォルサムのPhコントロールパウチを嫌って、
ごはんを食べてくれないことを再度報告。
代替として、アニモンダとワイソングの低マグネシウムとメチオニン配合のものを買ったので
食べさせてみると伝えた。

院長は、最初はウォルサム自体が局長の体に合わない可能性も考えていた。
でも、Phコントロールタイプで局長の嫌いなパテではないウェットフードはこれしかないし
歯がほとんど無いことを考慮すると選択肢がなかった。

(正確に言うとウォルサムのPhコントロールパウチは、パテを固くして小さなサイコロ状にカットしたものです)

これについては、
アニモンダとワイソングが、と言うことではなく食餌を替えることによって
それを消化する力がなければ、また下痢はひどくなるかもしれない。
だけど、それよりもきちんと食餌を摂ることが先決だから
いろいろ食べさせてみて、体に負担無く合うものを探していくしかない
とのことだった。

でも、ウォルサムを食べてない間はどうしてたの?と
当然ながら院長に聞かれる。

混ぜたの?と聞く院長に、恥ずかしながらこう答えた。

「いや、塩釜で」

「え?」

「いや、塩釜焼きのように、Phコントロールパウチを
アイムスのネコ缶で、ビッチリ覆ってからあげてます。
これで何度か騙されて食べました」
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そういうと、院長は笑っていた(;´Д`)

「でもねー、毎回それ作るのも大変でしょー?」と院長が言うので

「いや、毎回やってます、それで騙し騙し食べさせてます」と返事すると

それも大変だから、ほかのも食べさせて調整していくことだね、と。


院長には、以前に「食餌は替えるな」との指導があったので
実は今回、恐る恐る報告してみたのだけど
しっこの状態もいいし、F.L.U.T.D対応であればの条件付ではあるものの
了解を得られたのでほっとする。

だけど、院長はしっかりカルテのすみっこに
「ワイソング、アニモンダ」と小さな字でメモしていた(笑)




それから家に帰り、「朝ごはんくれー!」との催促を受ける。
私が寝坊したので、局長の朝ごはんはまだだったのだ。

さて、んでは小粒のアニモンダでも~♪と出そうとして
ふとさっきの院長の言葉を思い出した。

「消化する力がなければ、また下痢はひどくなるかもしれない」

1週間前まではゆるいけど固形だったうんち。
生活を変えてないのに、またゆるくなった。

ココ2日ほど、ウォルサムのPhコントロールパウチを食べていないから
気分も変わって食べてくれるんじゃなかろうか。

院長が小さな字で、新しいフードの名前をメモしたのも気になった。
F.L.U.T.D対応でも、今度はFIPのせいと思われる胃腸過敏が刺激されてしまう可能性が大きいのだからこそ、その原因となるかもしれないフード名を書いたのだから。

これで食べなきゃ、もうフードを替えよう。
そう決めて、局長には申し訳ないが
最後の塩釜製法での「いつものごはん」を出した。

また砂かけされて食べてくれないかな・・・とあきらめ半分で見ていたら
がっついて、あっという間に完食(笑)

あれはなんだったんだ・・・と力も抜ける思いだったけど
単純にPhコントロールパウチに飽きてただけなのかも;;

なので、結局、この食餌を継続することにした。

また飽きちゃったら、そのときはアニモンダでもあげてみよう。
ただ、もう封を切っちゃったんで、酸化する前に食べてほしいんだけど
それはムシのいい話だよな^^;


ごはんを食べて、一息つく局長。
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「はぁ、疲れたよ」

いや、局長、「私も疲れたよ」(笑)
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by lyon-sion | 2007-07-24 00:57 | 局長通院メモ(過去)