元・野良ちゃんで肢を無くしたリオンとFIPでも元気に頑張ってる局長の日々。


by lyon-sion
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爆食さっちゃん帰還

ふらつきが治まってすぐ、今度は口内歯肉炎に。

なんかごはんを食べてて大騒ぎしてるなぁと思ったのだけど、それが最初分からず。
そのうち大騒ぎが絶叫に変わったので、ふらつきの再診をかねてまた受診することに。

とりあえず口を見てみましょうということで、口角あたりをべろんと。

そしたらまぁ見事に真っ赤;;

これじゃごはん、とりわけカリカリなんて食べた日には絶叫もの間違いなし。

見た限り歯石があるわけじゃなし、抗生剤とサプリメントで対処しましょうということになった。

参考程度だったけど、私の経験を話してみた。

私はよく歯茎の表側が口内炎になる。
人のをよくよく聞いたことはないんだけど、歯茎の一部が赤くなってぶよんぶよんになって
それが進むと今度は硬くなって真っ白になりパックリと口を開くのだった。
その大きさ1センチ。かなりでかいと思う。

そうなると何しても痛い。
最初はケナログという口内炎の軟膏を塗るのだけど、そもそも触るのが痛い。

なので、今は便利な口内炎パッチ(大正製薬だったと思う)を口内炎に貼り
あとはひたすらチョコラBBを飲みまくるのだった。
口内炎にはビタミンB、もうこれ一択!
そうしてごまかしごまかしやってると、大体2週間程度で口内炎は縮小し
歯茎も元通りに。


ということで、幸の口内歯肉炎も2週間?
やっぱビタミンBなの?
と聞いてみると、こればかりは何とも・・・ただ難治性にならないことを祈るばかりだった。

その日は抗生剤のアモキシシリンの粉末をもらい帰宅。
最初はごはんに混ぜても食べてたんだけど、ネタバレしたらしく拒絶される。
なのでシリンジに、1mlの水で粉末を溶いたものを入れ、幸の口にぴっ!と噴射!

大暴れされつつもそれで1週間飲ませて再診。

「うーん、腫れが引いてませんねぇ」ということで、もうちょっとだけ強い抗生剤にチェンジ。

またシリンジで・・・1週間投与して、再診。


「先生、まだ痛がるんですが・・・」というと

「全く効いてませんね・・・」

「ですよね・・・」

の会話の後、獣医師から痛み緩和に切り替えましょうと提案を受ける。

抗生剤で歯周の菌を殺菌しようとしたけどそれがダメなら
とりあえず痛みだけ取って、なんとか食べられるようになりましょうということだった。

処方されたのは、メロキシカムという鎮静剤。
シロップ薬で甘いらしい。

これを歯肉の赤み部分へポタポタポタと3滴直接塗布。
で、そのまま飲み込んでしまえばよいらしい。
甘いせいか、1滴たらすごとに幸も口をモゴモゴしてから舌を出してぺろんと舐めきる。

これがテキメンに効いた。
塗布4日後でカリカリが食べられて、6日後にはいつもどおりの食餌に戻れた。

それからは誰よりもごはんをバクバク食べてるので、これで一応復活・・・かも。

ただ赤みは完全に消えていないので、土曜日も通院。

とりあえず痛みが消えて食いまくっていることを伝え、体重を測ってみると1.98kg。
ぶっ倒れる前まで戻せた。

ではこの方針のまま行こうと言うことになる。

最初にもらったメロキシカムは2週間分。
1週間投与で、幸はまったく傷みのない生活になったのだけど
このまま続けて、炎症が収束することを期待し、2週間使い切ったところで
この薬剤で良かったかどうかの最終的な評価をしましょうということになった。
ただ、現時点ですでに痛みが沈静化しているのなら、減薬に入るのも良いかもとのことで
シロップポタポタは2日に1回になった。

ちなみに、ラクトフェリンもいいらしい。
じゃあごはんに混ぜればいいのか?と聞いたら、できればクリーム状に練って
歯茎に塗るのが良いらしい。

が、連日の鎮痛剤と塗布のため、幸をとっ捕まえているせいか
なかなかそれが出来ない。

寝るときも完全に私が布団に入って静かになったころに
そっとやってきて、私の腰付近よりかかって寝ている。
ちょっと切ないが、あと1週間でシロップとさよならできるかも。
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by lyon-sion | 2010-02-28 23:37 | ちびたち通院メモ | Trackback | Comments(9)

新入りさん

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最近寒すぎて、ごはんをあげに行っても出てきてくれる子が少ない;;

仕方ないから置いて帰るかと容器にフードを出していたら、そーっと私に近づく影が。

真っ白の大きいネコさん。

よくよく顔を見ると、目がとっても小さい。

赤ちゃんの頃、満足に食べられなかったのか。

新入りなら新入りさんとして、地域グループさんに言って避妊・去勢してもらわねば。

とりあえずもっと近寄れるように、仲良くならないとなということで
まずはごはんを進呈。
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by lyon-sion | 2010-02-14 01:40 | 公園ネコさん | Trackback | Comments(6)

ベストはどれですか?

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1日の夕方に、幸の斜頚が突然酷くなってフラフラになった。

とりあえず相方が早い帰宅をしていたので、そのまま病院へ。
診察後、早々に帰宅したとのことだった。

私は相方と入れ替わるようにギリギリ19:00に病院へつき、獣医師と話をすることが出来た。

幸がしてもらった処置はビタミン・抗生剤入りの補液(乳酸リンゲル)だけ。
あとは低体温。
平熱よりも1℃低かった。
症状がとにかく「頭」なので、突き詰めれば何をどうすることも幸には出来ないとのことだった。

症状としては、眼振とふらつきだったのだけど、とにかくそれが治まらないと・・・ということで安静第一ということで帰宅したらしい。


前回の通院時に、血液・ウィルスの検査結果が出た。

 ・体重は1.96kg
 ・血液検査で悪いところは認められない
 ・FIVはやっぱり陽性
 ・FcoV抗体価は1年前と同様に1600倍

細かく書けばいろいろあるし、疑問もあった。
それを踏まえて話をしたけど、いろいろはしょって突き詰めれば、これも結局「去年と変化なし」ということになる。
変化がなければ、それを刺激する理由はない。
まぁ、どう転んでも不治の病という部類なのだし、それならのんびり付き合うしかないという
医学からは対極な位置に居る気もしないでもない。
言葉を変えれば、手の施しようがないということなのだから。
でもとり方の問題でもあって、私も獣医師も悲観的にならなければそれはそれなのだった。

いや、診察して所見を出す獣医師の立場からしたら、うちはお客なわけなんだけど
なんか幸はかわいがってもらってる気がする。
花のお腹の中からの付き合いだしね、結構心配してもらってる気がする。
だから、結構やばい状況を話すときって、なんというか垣根が低いんだな。

そう患者(患畜)さんに対しての、最低限こうであってほしいという獣医師のあるべき姿を見せてくれてるだけな気もするけどさ。

今思えば・・・の話だけど、この時点で実は診察されてたのは幸じゃなくて私だったのかも。
もうあれもこれも最終的には、治療はプレドニンに辿り着くんだし。
いろいろ調べていまいち分からなかったこととか、こういう学会でこんな論文あるけどどうなの?とか
研修医くんも一緒に、ひとつひとつ回答をくれた。
結局、閉院後の受付で30分の間、私の質問コーナーを続けてしまったよ。

幸には申し訳ないかもだけど、結構胸のつかえが取れた。
人間が焦っても仕方がない。
苦しいのは幸、頑張るのも幸。
そのとき私が冷静に支えてやればいいとこまで辿り着いちゃったのかもな。

うちに帰ってからは、毛布に包んでパネルヒーターの前で寝かせる。
頭がふらふらしてるし、斜頚の角度も90度近かったから、顎の下にタオルを挟んでやると落ち着いた。

それから3時間くらい経って、幸がトイレに起きてきた。
さっきよりもふらつきは取れたようで、ちゃんと自力でトイレに入った。

実は首が曲がってふらふらでも、帰ってきてすぐごはんだけは食べたそうだ。
幸にしてみれば、お腹がすいた、でも頭がまわって気持ち悪い、元気なはずなのに・・・というところか。

その後、一回すべてを吐き戻したけど、お腹がすいたと鳴くので
ちょっと時間を空けてスープだけ飲ませたのだけど、全部飲み干した。

ソレを見たのでとりあえず大丈夫そうだなと私も横になったら
幸はいつものとおり、私の腰あたりにごろんと体を預けて寝たので、いつものとおり手で体を支えてやって就寝。

翌朝、再診したころには斜頚の角度が少し戻っていた。
体重は1.84と下がっちゃったけど、回復してくれば前回までは戻せると思った。

食餌が摂れているので、脱水の心配はあまりないと言われたけど
せっかくだからとリンゲルとビタミンだけ点滴で入れてもらった^^;
(しかし動物の点滴は早いよね(笑))

今後についての話になったのだけど、まず幸の体感している容態としては
おそらく人間でいうところの「車酔い」や「めまい」に近いものではないかということだった。

ふらつきの様子からして、脳が原因であることはほぼ間違いない。
では、脳のどこ、もしくは何に侵されているのかといえば、脳神経に異常をきたしているのではないかという所見だった。

内耳関連は異常や症状が見られないので除外。
硬膜付近の血腫などもありえなくないけれど、その場合、翌朝に回復傾向が見られることはまずない。
そうなるとなぁ・・・なのだった。
脳内への異物侵入が結局最有力。

MRI撮ってみるのもありだけどと話したけど、やっぱり麻酔をする体力が幸にあるかというと
獣医師は薦めないと前と同じ事を言っていた。
そしたらやれないよなぁ。

確かにね、その通りだわね、先生ってかんじ。
今の獣医学で、FIVも、確実なFcovの体外排出も出来るわけじゃないものね。

私もいろんな情報を見て来たけど、こうして治癒したなんて見たことないもんな。
いや、1個あった。
インターフェロンとプレドニゾロンうちまくって抗炎症で凌いでたら、ネコさんの驚異的な免疫で治ったってやつだ。完璧にネコさんが頑張った典型じゃないのかな。

あったら世の中のネコさん、みんな救われてるわけだし、私の調べて思った疑問をつぶせるのも
そりゃあ、獣医師にしてみたら、子供の質問に答えるようなもんか。

(でも、FIPをもっともっと詳しく知りたいと思った方は、TNF-αとIL6:インターロイキン6/炎症惹起(引き起こす)抗体、IL10:インターロイキン10/炎症抑制抗体、好中球を調べてみるといろいろわかるかもです)

でも聞いてよかった。
聞きまくるたび、その後何かあって受診すると、獣医師が私にくれる選択肢が多くなっていくのがわかる。
だから、もしFIVとかFIPとかFcoV抗体価が微妙とかグロブリン比率が良くないとかなら、分からないことを聞いたほうがいいと思う。

聞いて面倒そうにする獣医師なら転院したほうがいい。
殿様先生なだけで教えてくれないならともかく、その病気に詳しくなくて試行錯誤する獣医師もいたしね。
明らかに容態を悪化させてる薬があったんだけど、それを指摘したら、
「薬の組み合わせで効果を発揮するものもある。それを今試している」って答えた女性の獣医師がいた。
話が電話でよかった。どんな顔して話してるんだか見なくて済んだから。
ふざけんなくらいは言い返してしまったと思う。
お前それでも獣医師か、日々使ってる薬剤の相互作用なんて容易に想定できるだろう、指導を受ける人間がいるのだから聞いて来い、新薬じゃないんだ、分からなきゃ調べろ、お前が主席獣医師じゃないだろうと。
FIPで調べてみなよ、たいした論文数もないだろうに。しかもページ数が少ないんだしさ。
抄録(論文の一部抜粋したもの)読むだけでも違うだろうにね。
片っ端から取り寄せた私が言うんだから間違いない(笑)
笑い話では決してないけれど、それの全部に最後は「死亡」って書いてあるから
「諦めざるをえない病気」だとでも思われてんのかと、何となく思ったこともある。


ただ、教えてくれることが増えるのがいいのかというとそうも言えないこともある。
迷うよ、普通に(笑)
知らないで獣医師の第1選択処置に頷いておけばよかったなんて思うこともなくはないから。
だけど、ベストな選択は1種類だけじゃないんだっていうのを教えてもらったのは
局長とか幸を育てていて、本当に重要なことだった。
ベストになり得る第2・第3の選択もあるんだって、いまさらだけど目からウロコだった。

支払いの段階で、すでに獣医師は奥に行ってたので
研修医くんが会計をしてくれる。
その時、「(あまり有名ではないと思われる説を私が聞いたから)獣医学誌関係の会員サイトでしか見られないものもあるんですけど、調べてみますか?」
と聞いてくれた。
「いや大丈夫です、ありがとうございます」とお礼を言ってから
(私の知りたいのは)「研究じゃなくて、幸が元気になる方法」と口から出したけど
声が小さくて聞こえなかったと思う。

そこまで言い切れるほど、幸のお世話に自信があるわけじゃないんだ。強気でいえるものじゃなかった。
今、幸が死ぬわけでもないのに、やっぱ弱ったところを見たら泣けた。
だから研修医くんもさ、興味で調べてみてくれよ。
いつか局長と幸にとってのベストになるかもしれないから・・・なんて、ずるい事も思った。
こういうとこだよね、いくら自分で調べても理解できない部分がいっぱいあるのだから
調べて噛み砕いて教えてほしいと思うのは。
それが日本の獣医学でのウィルス感染症の主流から外れることなら、お願いしにくい。

でも私がが自分の病気で入院したとき、一番情報を流してくれたのは研修医くんだった(笑)
主治医が絶対言わないことも、カマかけたら口が滑ってくれたこともあった。
だから、ほんの少しだけ期待している。
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by lyon-sion | 2010-02-14 00:51 | ちびたち通院メモ | Trackback | Comments(6)