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元・野良ちゃんで肢を無くしたリオンとFIPでも元気に頑張ってる局長の日々。


by lyon-sion
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わかりきっていることだけど。

リオンの2回目の3種混合が終わった。

出来れば、2週間後にワクチンの効果が出た頃に
避妊手術をするのがベスト。

そうかかりつけの先生から言われている。

室内で育てると決めたので、避妊を急ぐことも無いと思っていたけれど
摘出手術は1歳を境にして、将来の子宮関連疾患の
罹患率に差が出るという。

リオンはおそらく去年の春生まれ。

リオンのいたスーパーの人の話や
今の先生ではなく、最初にリオンを診察してくれた先生の診断を合わせて考え
4月生まれということにした。
日にちはわからないから、私と出合った11月3日の日にちをもらって
4月3日生まれにした。

でも、もしかしたら2月か3月かもしれない。

そうなうと、一刻でも早く避妊手術を受けさせる必要がある。

当初の予定では、来週末だった。
だけど、ちょっとだけ、考える時間をもらった。

リオンの赤ちゃん、見てみたいな。
私はまだ30代。
リオンが赤ちゃんを産んでくれても、ちゃんと育てることのできる体力は有る。
だけど。
そう思うのはわがままなのかもしれない。

これからも、寒さや暑さで苦しんでる子がいたら
保護したいって思うはず。
そのために引っ越して、ネコさんがすごし易い環境を作っている最中だ。
だけど、リオンや赤ちゃんがいる所へ、そうそうつれてこれるものじゃない。
その先にあるものなんて、多頭飼育崩壊でしかないもんな。

リオンが話すことが出来たら
手術なんてイヤっていうだろう。
でも、もし将来子宮疾患に罹ったら、私はどうリオンに詫びていいのかわからない。

遅くとも今週中には、結果をかかりつけの先生に連絡しなくてはいけない。


これがニンゲンであれば、そもそも考える必要も無いこと。

種の存続は、ニンゲンもネコもカメも、同じように与えられた運命であるはずなのに
コントロールするのはいつもニンゲンだ。

考えて、すっきりすることなんてきっとできないと思うけど
もう半ば答えの出ている、わかりきったこと、ではあるけれど
金曜まで、悶々とさせてもらいたい。

だけど、金曜に病院へ電話するとき
私はリオンに、

 「ごめんね」

 「健康をずっと維持しようね」

どっちを先に言うのだろう。
いや、それもわかってはいるんだけど。
by lyon-sion | 2007-02-26 01:45 | リオンの日々