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元・野良ちゃんで肢を無くしたリオンとFIPでも元気に頑張ってる局長の日々。


by lyon-sion
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局長通院メモ20070616・17

15日の金曜に病院へ電話して状況を説明し、指示を仰いだ。
やっぱり水様便ということもあって、臨時に診察を受けることになった。
念のため、検便もするというので、土曜の朝にとったうんちを持って出かける。


フィラリアの予防注射時期が終わったようで、診察室は空いていた。
検便のチェックが終わった頃、院長先生に呼ばれ診察室へ。

金曜は水様便が治まって、いつもの下痢便に戻ったことを伝え
触診をして、院長先生からお叱りを受ける。


思えば痛恨のミス。

初診時にはすでに下痢だった。
1週間後の再診でFIPと診断され、肝機能改善と
消化補助作用の薬を処方されて今に至る。

主だった症状は下痢だったので
当初のとろとろ・ゆるゆるが改善されて
それが「かろうじて固形」になったことで
安定した証拠と思っていた。

それからだいたい隔週で通院しているけれど
うんちの状況を聞かれるたびに、「ゆるめだけどなんとか固形です」と答えてきた。

でも、固形とはあくまでしっかりした「固形」
健康な状態で出る固形のこと。

うんちの形があっても、下痢であることにはなんら変わりがない、と。

とにかく下痢を止めること。
強肝剤と並行して、3日連続通院で抗生剤を皮下注射することになった。

ほかには瞬膜の状態も悪くはなっていないことと
耳血腫の痕の掻き毟りも、ステロイドの軟膏でほぼ治まってきているとの診断を受け帰宅した。


そして、今日、臨時通院2日目。
昨日と同じように抗生剤の注射と体重測定。4.0kgで変化ナシ。

肝心の下痢は、昨日の抗生剤と整腸剤の注射であっさり止まった。
お腹のハリも治まりつつある。


インフォームド・コンセントと言う言葉がある。

医者が患者に治療の説明をして、患者側の同意を得ることだ。

だけど、それは、患者側からの症状説明をし、それを受けた医師の診断を
説明されて成り立つもの。
今回、私はその症状説明を怠ったことになる。

言葉と言う意思疎通の手段がない動物の診察では
飼主である私がそれを代弁しなければならないのに
それを満足に出来なかった。

私はFIPを治してやることも、痛みやつらさを取ってやることも出来ない。
そんな私の「出来ること、出来るはずのこと、しなければならないこと」とは
患者側からのインフォームなのだと思い知った。

局長通院メモ20070616・17_f0114416_2218431.jpg



【病院投薬メモ】
アンピシリン/整腸剤:皮下注射
トランコロン:半かけ病院内で投薬
3種を6/16-18連続投与。
by lyon-sion | 2007-06-17 22:22 | 局長通院メモ(過去)