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元・野良ちゃんで肢を無くしたリオンとFIPでも元気に頑張ってる局長の日々。


by lyon-sion
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局長通院メモ20080119~トライアル

1/19は2週間ぶりの定期通院。
この2週間、水様便はあったものの、2日前から固形も出始め
サプリメントが腸に慣れたかもしれないことを報告して診察開始。

体重は3.55kg。
前回1/5の通院時より100g増えた。
検便も螺旋菌などの検出は一切なし。
どこからどうみても健康そうだ、と(笑)

そこで獣医師がこう言う。

「これだけ元気だといつもの診察内容とは違うところも
もっと診てあげたくなりますよね。」

いつもは腸の動きや肛門の状態、目の様子、眼底の診察などに終始する。
小さな変化でも見逃したらまずい。
だからそれにいつも時間をかけるので、飼い主が言わない限りやらない。
その時点で30分近く診察時間を取ってしまうこともたびたびあった。

それが、最近は一通りの診察をして問題がないので
いつもは診ないところをあちこち診てくれた。
うちの後にもまだ患畜さんはいたので、そこで診察を終了してもいいのだけど、この獣医師はどの動物さんにも、そうやってくれているのだろう。



その後、では、今後どうするかという話になった。
前回の話では、1月末ごろにエリスロマイシンを止めてみるかということだったけれど、下痢は水様便が出ていないようなら、すぐに止めてもいいという。

それでもし、体調に変化が生じるようであれば
エリスロマイシンを再開する。

また、飼主である私が不安を感じるようであれば
私の都合(様子が見られるように、仕事が休みの日のに投薬中止を開始する、等)と裁量で中止を決めていいとのことだった。

減薬ではなくいきなり中止してもいいのかと聞くと
消化剤などの補助薬ではないので、決められた量を投薬しなければいけないから、減量することに意味はないとのこと。

ただし、エクセラーゼは、今後も継続投与する。
局長の小腸から消化液があんまり出ていないので、これは仕方ない。


診察が終わって帰宅してから、ではいつでやめようかと考えた。
サプリメントが腸に慣れたと言っても、固形が少し出てまだ2日程度。

オメガ脂肪酸は消炎効果を期待するものだし
D-フラクションは免疫アップを図るものだ。
消化剤のエクセラーゼとサプリメントだけで今の状態を維持できるだろうか。

でもエリスロマイシンをやめて、ウィルスで免疫そのものが低下を始めたら
D-フラクションは意味があんまり効果がないのではないか。
好中球の小腸粘膜への浸潤を抑制してくれた状態であればこそ効いたのかもしれないではないのだろうか。

でも、サプリメント類はあくまで健康食品だ。
単一の疾患や症状に効くわけではない。

そう考えられたら、あっさり思えた。
「今日からやめてしまえ」

1/22で投薬中止4日目。
今のところ、何の変化もない。
水様便も出ていない。
排泄回数も、1日2回程度と落ち着いている。
食欲も落ちていない。


投薬を中止して、何の変化もなく健康状態が良好であっても
2週間後の2/2にはまた定期通院する。

まずは2週間、投薬中止のトライアルということになる。
2週間何もなければ、その期間はもっともっと延びていくはずだ。

とりあえず2週間、呼吸数にはとくに注意しようと思う。
2週間、まず2週間。
このトライアルがいい結果につながりますように。
by lyon-sion | 2008-01-23 01:18 | 局長通院メモ(現在:N病院)